頸椎病について
今まで、これらの症状でお悩みの方は、ぜひ一度当院へお越しください。
安易に放置すると、更に悪化し、日常生活に大変な支障を起こします。
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頚椎症(頚部脊椎症)とは、頚椎の椎間板、ルシュカ関節、椎間関節などの適齢変性が原因で、脊柱管や椎間孔の狭窄をきたして症状が発現した疾患である。そのうち脊髄症状を発現した場合を頚椎症性脊髄症、神経根症が発現した場合は頚椎症性神経根症とよぶ。神経根症では主に一側性に痛みやしびれが生じる。
頸椎病の症状
頚椎症では首の痛み、肩こり、上枝の痛み、しびれ、感覚鈍麻、手指の動きのぎこちなさ(巧緻運動障害)、歩きにくさ(歩行障害)などを訴えることが多い。痛みは起床時に強く、あたたまることで日中に楽になり、筋疲労で夕方に痛みが増強することが多い。
頸椎病の病因
この症状に対する原因には諸説あるものの、確定的な診断方法や治療法はなく、腰痛などと並んで不明な点がとても多い疾患となっている。 一説では、同じ姿勢をとり続けるなどして頭や腕を支える僧帽筋やその周辺の筋肉(肩甲挙筋・上後鋸筋・菱形筋群・板状筋・脊柱起立筋)の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こる。それによって酸素や栄養分が末端まで届かず、疲労物質が蓄積しこれが刺激となって肩こりを起こすと考えられている。
頸椎病の診断
まずは首の姿勢、即ち首下がりや斜頚の有無を確認する。関節可動域制限、C2などに圧痛がないか、叩打痛などがないかを確認し、神経学的所見の有無を確認する。
ジャクソン試験は神経根刺激症状をみる検査である。頚椎をやや後屈位にし、頭部を下方に圧迫すると患側の上枝に放散痛が生じる。
スパーリング試験は神経根刺激症状を見る検査である。頚椎を患側へ後側屈させ軸圧を加えると椎間孔が狭窄されて疼痛が症状側の上枝にはしる。
レルミット徴候は仰臥位で頭部を他動的に前屈させる。背部から下肢に電撃痛が走った場合は陽性である。
10秒試験は巧緻運動障害の有無を調べる検査である。グーとパーを繰り返す動作を10秒間で何回できるか数える。20回以下では巧緻運動障害ありと考える。
アドソン試験は鎖骨下動脈の圧迫を調べる検査である。
筋力試験:簡便に調べるには以下のような手順でスクリーニングする。まずはバンザイの動作をして肩周囲の筋力と肩の関節可動域を確認する。次に抵抗下で肘の曲げ伸ばしでC5とC7の筋力を確認する。手首の背屈でC6の筋力を確認する。そして握力計で握力を測定する。
代表的な神経根症 神経根:C5、C6、C7、C8
腱反射:筋力低下
感覚障害:肩周辺 母指、示指 示指、中指 薬指、小指
正中神経傷害とC6~7神経根障害:正中神経障害では感覚障害は手首より遠位部の掌側に限局し、第4指は橈側半分が障害される。C6~C7根症では手首より前腕の方に感覚障害の分布が広がっており手背部も障害される。
尺骨神経障害とC8~T1神経根障害:尺骨神経障害では感覚障害が手首より遠位部第4指の尺側と第5指の掌側と背側が障害される。C8~T1根症では手首より前腕に感覚障害が広がっている。
検査:神経症状がある場合はすみやかにMRI撮影を行う。痛みのみの場合は必要に応じて行う。
X線撮影
頸椎病の治療
整形外科治療
薬物治療、注射治療、装具療法、理学療法、頸椎牽引、神経ブロック、手術療法が知られている。
東洋医学治療
整体・鍼灸・各種手技療法・運動療法・吸玉、カッピング療法・瀉血療法・マッサージ・温熱療法・水治療法・電気療法などが行われる。
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頸椎症手術のリスク
診断ミスによるリスク
椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症の患者さんの中にはMRI所見で1か所ではなく、何か所か神経の圧迫が確認される方がいます。また、MRIの所見では神経の圧迫が確認されても全然痛みなどの症状がない方もいます。この場合、ある特定の個所を痛み症状の原因と確定して手術して、圧迫されている神経を解除しても症状が全然変わらないことが良くあります。つまり特定された神経の圧迫が症状の原因ではなかったことです。でもこんな場合でもこれは医療ミスではなく原因特定の失敗というくらいの正常範囲内の治療失敗で終わるのです。でも、患者さんから言えばこれは手術による後遺症などが伴うことで、大きいリスクになります。
合併症によるリスク
以下は椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症の手術療法における代表的な合併症です。
・神経損傷による下肢麻痺、下肢知覚鈍麻(感覚が鈍くなること)、排尿排便障害を起こす危険があります。
・切開した部分の感染あるいは椎間板に炎症がみられる術後椎間板炎を起こす危険があります。
・神経を包んでいる膜(硬膜)の損傷による脊髄液の漏出、およびこれに引き続き生じる髄膜炎(ずいまくえん)を起こす危険があります。
・切開した部分の血腫(けっしゅ)形成による神経麻痺・下肢痛を起こす危険があります。
・腹部の大血管の損傷による術中の大出血を起こす危険があります。
・インプラントの破損、移動、変形する恐れがあります。
・脊椎固定術を行った脊椎に隣接する脊椎に対する疾患の進行する恐れがあります。
・脊椎固定術に伴う腰椎部の可動性の低下する恐れがあります。
・骨癒合不全(こつゆごうふぜん)を起こす危険があります。
・その他の稀な合併症として深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)、肺炎などの感染症などが生じることがあります。
医療ミスによるリスク
これはどんな手術でも起こりうる人為的なミスによるもので、手術としては共通するものです。
個人の身体状況によるリスク
いくら成功した手術でも個人の体力、年齢、持病などにより手術前の状態に戻れないリスクがあります。例えば、高齢者・虚弱体質の人が手術後の筋肉の低下により寝たきりになることなどがあげられます。
頸椎病の東洋医学所見
東洋医学弁証
湿熱阻絡・気滞於血・風寒湿痺・肝腎両虚・気血不足等
東洋医学治療
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